奄美の魚をいただく2

 こんにちは。学部4年の菊池です。先日の雨はひどかったですね。みなさん大丈夫でしたか?僕は研究室に籠って避難していました。


 雨も一段落した7月11日、前川水産様から5種類の魚をいただきました。

上からヒトスジタマガシラ、ホウセキキントキ、イシフエダイ、キツネベラ

 それとタキベラです

 タキベラは先生が召し上がったのですが、上の4匹は恥ずかしながら僕が捌かせていただきました。

 捌いていて印象的だったのはホウセキキントキとイシフエダイでしたね。前者はとにかく鱗が硬い!特に腹鰭付近の鱗は密集しており鱗取りでも歯が立ちませんでした。

 逆に後者は鱗も取りやすく、身質がしっかりしておりとても捌きやすかったです。三枚におろすと表面に脂が付いていて、とてもおいしそう。


 あまり上手とは言えないですが、頑張って湯引きや刺身にしてみました。

 

キツネベラは南国の魚らしいやわらかく淡泊な味わいですが、湯引きにすると皮のうまみが感じられ美味しかったです。ホウセキキントキは刺身でもいいですが、煮付けの方がもっとあうかもしれません。次入手したら試してみます。イシフエダイは捌いていたときの期待通り、脂が乗っていて身に強い旨みがありました。個人的には一番美味しかったです。最後のヒトスジタマガシラは不思議な魚で、魚なのにほんのり海苔のような香りがしました。若干ですが磯臭さもあったので好き嫌いが分かれるかもしれまん。


 みなさんがおいしい、おいしいって言ってくれると作った側としてはうれしいですね。

ではまた!

鹿児島大学 水産学部 水産資源科学分野 資源生物学研究室

世界でいちばんたくさんの種類の魚を食べる研究室

0コメント

  • 1000 / 1000