異業種コラボプロジェクト

2019. 08. 09

皆さん突然ですが、茶業という産業があるのをご存知ですか?

その名の通り、お茶を生産する産業です。


では、お茶のブランドといえば、といえば何を思い浮かべますか?

静岡の静岡茶?

京都の宇治茶?

福岡の八女茶?

いやいや、鹿児島の知覧茶でしょう!


意外と知られていないのですが、鹿児島県南九州市のお茶の生産量は、市町村単位だと全国1位なのです。

そんな南九州市で茶業の発展に尽力している方々をお招きして、お話をうかがう機会がありました。



そもそもなぜそうなったのか。

それは遡ること数か月、大富先生が南九州市役所を訪れた際、出されたお茶を絶賛し、「お茶と水産とでコラボして何できないか?!」ということで、「茶業」と「水産業」という、全くの異業種コラボプロジェクトが始動したわけです。


今回がその初回で、お互いの産業についてプレゼンしあった後に、プロジェクトの今後について、議論しました。

話を深めていくと、従事者の高齢化や流通マージンの課題など、意外にも共通点が多くあることが分かりました。


これからどうなっていくかは分かりませんが、両産業の発展につながるような活動ができればと思います。


最後に、南九州市のお茶とお菓子をいただきました。

甘くて飲みやすい「さえみどり」と、渋くて深みがある「ゆたかみどり」です。





鹿児島大学 水産学部 水産資源科学分野 資源生物学研究室

世界でいちばんたくさんの種類の魚を食べる研究室

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